Amazon.co.jp: ポピュリズムという挑戦――岐路に立つ現代デモクラシー : 水島 治郎: Japanese Books
发布时间:2026-09-03 | 浏览:1
Civilization, Culture & Philosophy
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Print length 334 pages
Language Japanese
Publication date February 22, 2020
Dimensions 5.08 x 1.14 x 7.4 inches
ISBN-10 4000613936
ISBN-13 978-4000613934
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Product description
About the Author
Product Details
Publisher : 岩波書店
Publication date : February 22, 2020
Language : Japanese
Print length : 334 pages
ISBN-10 : 4000613936
ISBN-13 : 978-4000613934
Item Weight : 460 g
Dimensions : 5.08 x 1.14 x 7.4 inches
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be3osaka 5 out of 5 stars ヨーロッパのポピュリズム論から学ぶ Reviewed in Japan on August 6, 2025 Format: Paperback Brief content visible, double tap to read full content. Full content visible, double tap to read brief content. ポピュリズムは多義的だ。選挙と市民・国民 の運動と結びつき、右も左もある。一市民と してはどんな枠組みで捉えるべきなのか迷う。 そこで必要になるのは本書のように体系的に 書かれた書物だ。読み手は研究者の見解を学 び、自分なりの考えの枠組みを設定できるよ うになるのではないか。 Read more Read less One person found this helpful Helpful Sending feedback... Thank you for your feedback. Sorry, we failed to record your vote. Please try again Report Sending feedback... Thanks, we'll investigate in the next few days. Sorry, We failed to report this review. Please try again Sorry, we couldn't translate the review Translate review to English Translated from Japanese by Amazon See original
ポピュリズムは多義的だ。選挙と市民・国民
の運動と結びつき、右も左もある。一市民と
してはどんな枠組みで捉えるべきなのか迷う。
そこで必要になるのは本書のように体系的に
書かれた書物だ。読み手は研究者の見解を学
び、自分なりの考えの枠組みを設定できるよ
θ 5 out of 5 stars 各国におけるポピュリズムの展開 Reviewed in Japan on August 10, 2021 Format: Paperback Brief content visible, double tap to read full content. Full content visible, double tap to read brief content. 本書は、各国における現代ポピュリズムの現代的展開を中心とした編著である。 第一部の3つの章でポピュリズムの一般的な性質を概観したのち、第二部と第三部では各国のポピュリズムが取り上げられる。 取り上げられている国は、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、オランダ、スイス、アメリカ、日本と幅広い。 微妙な内容の章もあるが、全体としては鋭い指摘に富む章が多く、現代ポピュリズムの動向を見るうえで勉強になる。 まず第一部では、ポピュリズムが概観される(ただし第3章は実質イギリスのBrexitを巡る話である)。 ポピュリズムの定義として、ミュデ、カルトワッセルの定義( ポピュリズム:デモクラシーの友と敵 )とそれを巡る論争が紹介される。 ヨーロッパのポピュリズムは反EUと結びつくことが多いが、かつてはオーストリア自由党、フラームス・ベラング、北部同盟などはEUを支持しており、これは現代的傾向だという。ポピュリストは「普通の人々」の代弁者という形をとっており、欧州統合の理念そのものには反対せず、現在の実際のEUは官僚らエリートによって「普通のヨーロッパの人々を無視している」という形の抗議をとる。 また、現代社会の状況とポピュリズムの関係として、中間団体や中間組織(労組などだけでなく既存メディア含む)が衰退するとともに、政党と市民を直接つなぐような「中抜き」的手法が用いられる点が挙げられている。 イギリスは長らくポピュリズムがなかなか出てこない地域だった。それは選挙制度による面と、主要政党がある程度意見を組み入れていた面とがある。 EU加盟は当初サッチャーが進めたが、途中からは懐疑的な姿勢に変わる。メージャーは後を継いでリベラルと保守をつなぎとめる役割をしようとしたが、党内は分裂し、EU懐疑派が保守党内で大きく伸長する(ダンカン・スミスなどは、後のBrexitでも離脱派として旗を振る)。ブレア―キャメロンのリベラル・コンセンサスは、それぞれの伝統的支持層の離反を招く。金融部門優先の労働党に対しては労働者の大量棄権を招き、UKIP台頭後はそちらに流れる(ただし労働党の再分配効果で、長らくUKIP支持ではなく棄権にとどまっていたが)。キャメロンは逆に左派的だとして、2010年ごろからUKIPへ流れる保守派が増える。また緊縮策は困窮層の不満を強める。EUを巡る党内の分裂とUKIP流れを防ぐために国民投票を宣言せざるを得なかったキャメロンだが、結果的にはこれは完全に裏目に出るのである。 (さらに詳しく知るなら 分解するイギリス: 民主主義モデルの漂流 がよい) ドイツのための選択肢(AfD)は、もともとはギリシャ支援反対などで経済学者などが作った「学者党」とも呼ばれる党だったが、党内抗争で右派急進派が勝利して教授などは追い出される。穏健化を考える人が急進派によって追い出され、党がどんどん急進化していくのは、AfDではこの後も繰り返される。 AfD支持層は東ドイツ地域や失業者などで増えているものの、AfDの支持はかなり満遍なく広がっているという。AfDは歴史問題や民主主義については既存体制を大枠支持しており、そのため国民にとって「初めてのまともに支持できる強硬右派(反移民や既存の多様性擁護への批判など)」であるため支持を集約できている点が指摘されている。 フランスについてはなぜか二つの章(5章と10章)があるが、両者の内容の出来には大きな差がある。というより、5章は「大殺戮」「敗れ去り粉々になった」「爆死」など、学術的文章とは思えない煽り立てるような表現が目立ち、読むに堪えない。 10章は、フランスの左右体制がミッテランなどによってかなり人工的に作られた(とはいえ、ミッテラン以前は党規律が緩く、議会内折衝で世論と全然違う結論になることも多かったので、それへの対処であるが)もので、そのために空白になっている中道地帯をマクロンが手にしたという分析で、こちらは面白い。 政党の動員力低下により各党は一般党員の予備選を導入したが、それによって分極化が進んだり、一度選ばれたら後からスキャンダルが起きても引き下がらなくなったりという問題が発生するようになった。 労組が弱い中でこれまでは国家が介入してバランスをとっており、また公共サービスによる平等化も国が担っていたが、その国家が撤退してしまう(市場自由化など)と、地方都市では公共サービスがそもそもなくなるなどの惨事が起きている(黄色いベスト運動はこの不満の表れである)。国民戦線はこうした地域間格差への批判票を大きく集めたという。 イタリアにおける北部同盟→同盟と、オーストリアの国民党クルツ政権は、ポピュリズムの主流化と主流政党のポピュリズム取り込みとの問題をそれぞれ具体的事例で眺めている。 ポピュリズム政党の場合はどれだけ急進化させるか、どの程度で穏健路線に舵を切るか、逆に主流政党の場合はどこまでポピュリズム側の意見を取り入れるのか、という問題が悩ましくのしかかる。 北部同盟は、シンボリックな儀礼導入などで急進性を担保しつつ、穏健な側面として実利をもたらす政策も行うという使い分けを行っていた。 クルツはその圧倒的な個人的人気から若くして党首、首相になったが、政策は極右自由党の難民政策を多分に取り入れており、実際自由党との連立(これは直近の社会党との大連立への批判から割と支持された)を実現させている。他方の自由党も、難民問題でお株を国民党にとられたにもかかわらず、カリスマに頼るのではなく労働者や低学歴層を確実な支持層にしている。 イタリアは五つ星運動の側も見たかったが、それは著者の本( イタリア現代史 第二次世界大戦からベルルスコーニ後まで )などを読むとよいのだろう。 オランダにおけるウィルデルス自由党が地方選挙で勝てなかったことの考察(右派寄りの地方政党が代わりの位置を占めている)や、スイスにおける国民投票の変遷は、類書であまり見ないので有益である一方、ややマニアックさもある。 スイスの国民投票で面白かったのは、始まった当初の18世紀の国民投票第一弾でユダヤ人の儀式を狙い撃つ反ユダヤ的案(動物犠牲の禁止)がかけられたことであろうか。最近の反イスラム的な国民投票発議の話も出ているが、ここはあまり詳しくない。 トランプのアメリカについては、政党の仕組みなどに注目した簡潔なまとめといったところである。すごく目新しい指摘はないが安心して読める。(詳しく知るなら アメリカの政党政治-建国から250年の軌跡 などがいいだろう) 日本については、地方首長(小池、橋下)が取り上げられている。ヨーロッパだと新自由主義ポピュリズムは一昔前で、現在は福祉排外主義が主流であることを思うと、これらは「古いポピュリズム」の系列である。 地域政党の国政進出においては、まず既存議員の取り込み、ついで政策すり合わせが必要だが、前者は易しくなく、後者も地域においては協力できても国政だと対立するものが多く難しいという(維新と希望の党の状況を見ると納得できる)。 各国の現在のポピュリズムの状況が見れる好著である。 南米など、過去のポピュリズムの話はあまり出ていないので、そうしたことを知りたいならば同編者の ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か を読むといいだろう(スイスの排外事例も出ている)。 個別の国についてはもちろん個別に扱った本の方が詳しいが、本書は簡潔なまとめ・手引きとしてよくまとまっており、ポピュリズムの動向を押さえたい人には非常に有用だろう。 Read more Read less 4 people found this helpful Helpful Sending feedback... Thank you for your feedback. Sorry, we failed to record your vote. Please try again Report Sending feedback... Thanks, we'll investigate in the next few days. Sorry, We failed to report this review. Please try again Sorry, we couldn't translate the review Translate review to English Translated from Japanese by Amazon See original
本書は、各国における現代ポピュリズムの現代的展開を中心とした編著である。
第一部の3つの章でポピュリズムの一般的な性質を概観したのち、第二部と第三部では各国のポピュリズムが取り上げられる。
取り上げられている国は、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、オランダ、スイス、アメリカ、日本と幅広い。
微妙な内容の章もあるが、全体としては鋭い指摘に富む章が多く、現代ポピュリズムの動向を見るうえで勉強になる。
まず第一部では、ポピュリズムが概観される(ただし第3章は実質イギリスのBrexitを巡る話である)。
ポピュリズムの定義として、ミュデ、カルトワッセルの定義( ポピュリズム:デモクラシーの友と敵 )とそれを巡る論争が紹介される。
ヨーロッパのポピュリズムは反EUと結びつくことが多いが、かつてはオーストリア自由党、フラームス・ベラング、北部同盟などはEUを支持しており、これは現代的傾向だという。ポピュリストは「普通の人々」の代弁者という形をとっており、欧州統合の理念そのものには反対せず、現在の実際のEUは官僚らエリートによって「普通のヨーロッパの人々を無視している」という形の抗議をとる。
また、現代社会の状況とポピュリズムの関係として、中間団体や中間組織(労組などだけでなく既存メディア含む)が衰退するとともに、政党と市民を直接つなぐような「中抜き」的手法が用いられる点が挙げられている。
イギリスは長らくポピュリズムがなかなか出てこない地域だった。それは選挙制度による面と、主要政党がある程度意見を組み入れていた面とがある。
EU加盟は当初サッチャーが進めたが、途中からは懐疑的な姿勢に変わる。メージャーは後を継いでリベラルと保守をつなぎとめる役割をしようとしたが、党内は分裂し、EU懐疑派が保守党内で大きく伸長する(ダンカン・スミスなどは、後のBrexitでも離脱派として旗を振る)。ブレア―キャメロンのリベラル・コンセンサスは、それぞれの伝統的支持層の離反を招く。金融部門優先の労働党に対しては労働者の大量棄権を招き、UKIP台頭後はそちらに流れる(ただし労働党の再分配効果で、長らくUKIP支持ではなく棄権にとどまっていたが)。キャメロンは逆に左派的だとして、2010年ごろからUKIPへ流れる保守派が増える。また緊縮策は困窮層の不満を強める。EUを巡る党内の分裂とUKIP流れを防ぐために国民投票を宣言せざるを得なかったキャメロンだが、結果的にはこれは完全に裏目に出るのである。
(さらに詳しく知るなら 分解するイギリス: 民主主義モデルの漂流 がよい)
ドイツのための選択肢(AfD)は、もともとはギリシャ支援反対などで経済学者などが作った「学者党」とも呼ばれる党だったが、党内抗争で右派急進派が勝利して教授などは追い出される。穏健化を考える人が急進派によって追い出され、党がどんどん急進化していくのは、AfDではこの後も繰り返される。
AfD支持層は東ドイツ地域や失業者などで増えているものの、AfDの支持はかなり満遍なく広がっているという。AfDは歴史問題や民主主義については既存体制を大枠支持しており、そのため国民にとって「初めてのまともに支持できる強硬右派(反移民や既存の多様性擁護への批判など)」であるため支持を集約できている点が指摘されている。
フランスについてはなぜか二つの章(5章と10章)があるが、両者の内容の出来には大きな差がある。というより、5章は「大殺戮」「敗れ去り粉々になった」「爆死」など、学術的文章とは思えない煽り立てるような表現が目立ち、読むに堪えない。
10章は、フランスの左右体制がミッテランなどによってかなり人工的に作られた(とはいえ、ミッテラン以前は党規律が緩く、議会内折衝で世論と全然違う結論になることも多かったので、それへの対処であるが)もので、そのために空白になっている中道地帯をマクロンが手にしたという分析で、こちらは面白い。
政党の動員力低下により各党は一般党員の予備選を導入したが、それによって分極化が進んだり、一度選ばれたら後からスキャンダルが起きても引き下がらなくなったりという問題が発生するようになった。
労組が弱い中でこれまでは国家が介入してバランスをとっており、また公共サービスによる平等化も国が担っていたが、その国家が撤退してしまう(市場自由化など)と、地方都市では公共サービスがそもそもなくなるなどの惨事が起きている(黄色いベスト運動はこの不満の表れである)。国民戦線はこうした地域間格差への批判票を大きく集めたという。
イタリアにおける北部同盟→同盟と、オーストリアの国民党クルツ政権は、ポピュリズムの主流化と主流政党のポピュリズム取り込みとの問題をそれぞれ具体的事例で眺めている。
ポピュリズム政党の場合はどれだけ急進化させるか、どの程度で穏健路線に舵を切るか、逆に主流政党の場合はどこまでポピュリズム側の意見を取り入れるのか、という問題が悩ましくのしかかる。
北部同盟は、シンボリックな儀礼導入などで急進性を担保しつつ、穏健な側面として実利をもたらす政策も行うという使い分けを行っていた。
クルツはその圧倒的な個人的人気から若くして党首、首相になったが、政策は極右自由党の難民政策を多分に取り入れており、実際自由党との連立(これは直近の社会党との大連立への批判から割と支持された)を実現させている。他方の自由党も、難民問題でお株を国民党にとられたにもかかわらず、カリスマに頼るのではなく労働者や低学歴層を確実な支持層にしている。
イタリアは五つ星運動の側も見たかったが、それは著者の本( イタリア現代史 第二次世界大戦からベルルスコーニ後まで )などを読むとよいのだろう。
オランダにおけるウィルデルス自由党が地方選挙で勝てなかったことの考察(右派寄りの地方政党が代わりの位置を占めている)や、スイスにおける国民投票の変遷は、類書であまり見ないので有益である一方、ややマニアックさもある。
スイスの国民投票で面白かったのは、始まった当初の18世紀の国民投票第一弾でユダヤ人の儀式を狙い撃つ反ユダヤ的案(動物犠牲の禁止)がかけられたことであろうか。最近の反イスラム的な国民投票発議の話も出ているが、ここはあまり詳しくない。
トランプのアメリカについては、政党の仕組みなどに注目した簡潔なまとめといったところである。すごく目新しい指摘はないが安心して読める。(詳しく知るなら アメリカの政党政治-建国から250年の軌跡 などがいいだろう)
日本については、地方首長(小池、橋下)が取り上げられている。ヨーロッパだと新自由主義ポピュリズムは一昔前で、現在は福祉排外主義が主流であることを思うと、これらは「古いポピュリズム」の系列である。
地域政党の国政進出においては、まず既存議員の取り込み、ついで政策すり合わせが必要だが、前者は易しくなく、後者も地域においては協力できても国政だと対立するものが多く難しいという(維新と希望の党の状況を見ると納得できる)。
各国の現在のポピュリズムの状況が見れる好著である。
南米など、過去のポピュリズムの話はあまり出ていないので、そうしたことを知りたいならば同編者の ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か を読むといいだろう(スイスの排外事例も出ている)。
個別の国についてはもちろん個別に扱った本の方が詳しいが、本書は簡潔なまとめ・手引きとしてよくまとまっており、ポピュリズムの動向を押さえたい人には非常に有用だろう。
mountainside 5 out of 5 stars ポリュリズムの定義は何か? Reviewed in Japan on March 14, 2020 Format: Paperback Brief content visible, double tap to read full content. Full content visible, double tap to read brief content. 本書が依拠するポピュリズムの定義は、ミュデ、カルトワッセルに依拠し、 ①既成政治を腐敗したエリートの独占物として捉える ②これ(既成政治)に人民の純粋な意思を対置し、 ③自らを人民の意思を代表する存在と位置づけて ④既成政治、既成政党を批判する急進的な政治運動、と表現される。 例えば、アメリカのトランプ政権は、ポピュリズム政権の顕著な事例であると思われるが、 ⑤「人民」とは反移民、難民受け入れ反対、反グローバリズム、反イスラーム、自由貿易批判の立場を採る人々で構成された一般大衆と見なされるであろう。これがアメリカのポピュリズムだと考えられるとすれば、トランプがヒラリーに僅差で勝利した事実を踏まえると、トランプ支持者は決してメジャーではなく、ポピュラーでもない。二大政党制の原理に基づき、僅差で共和党が勝利したまでだ。 ⑥トランプ大統領の自国内ファースト主義がアメリカのポピュラーな立場であるとミナスノハ危険である。しかし、ポピュリズムは本書が分析することに通り、先進国の趨勢(トレンド)になっている。日本は現在のところ、今だに真の民主主義国家として成熟していないが、やがてポピュリズムが台頭する危険性が大いにある。日本がポピュリズムを朱鳥すれば、近隣諸国との関係が悪化し、国際的緊張が高まることは目に見えている。こうした最悪の事態を咲けるために日本に何が出来るか、国民の理解の深まりが求められる。本書の分析が大いに参考になる。 お勧めの一冊だ。 Read more Read less 6 people found this helpful Helpful Sending feedback... Thank you for your feedback. Sorry, we failed to record your vote. Please try again Report Sending feedback... Thanks, we'll investigate in the next few days. Sorry, We failed to report this review. Please try again Sorry, we couldn't translate the review Translate review to English Translated from Japanese by Amazon See original
本書が依拠するポピュリズムの定義は、ミュデ、カルトワッセルに依拠し、
①既成政治を腐敗したエリートの独占物として捉える
②これ(既成政治)に人民の純粋な意思を対置し、
③自らを人民の意思を代表する存在と位置づけて
④既成政治、既成政党を批判する急進的な政治運動、と表現される。
例えば、アメリカのトランプ政権は、ポピュリズム政権の顕著な事例であると思われるが、
⑤「人民」とは反移民、難民受け入れ反対、反グローバリズム、反イスラーム、自由貿易批判の立場を採る人々で構成された一般大衆と見なされるであろう。これがアメリカのポピュリズムだと考えられるとすれば、トランプがヒラリーに僅差で勝利した事実を踏まえると、トランプ支持者は決してメジャーではなく、ポピュラーでもない。二大政党制の原理に基づき、僅差で共和党が勝利したまでだ。
⑥トランプ大統領の自国内ファースト主義がアメリカのポピュラーな立場であるとミナスノハ危険である。しかし、ポピュリズムは本書が分析することに通り、先進国の趨勢(トレンド)になっている。日本は現在のところ、今だに真の民主主義国家として成熟していないが、やがてポピュリズムが台頭する危険性が大いにある。日本がポピュリズムを朱鳥すれば、近隣諸国との関係が悪化し、国際的緊張が高まることは目に見えている。こうした最悪の事態を咲けるために日本に何が出来るか、国民の理解の深まりが求められる。本書の分析が大いに参考になる。
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