南鳥島レアアース採取関連企業リサーチ|kwong44332
发布时间:2026-09-22 | 浏览:1
日本の南鳥島沖で、レアアースの試験採取がいよいよ始まる。
これに伴い、 関連企業の株価の上昇 が期待されるが、一方で、 採取から商業化までにはいくつものハードル がある。
日本のレアアース関連企業にどのようなものがあるか、そして商業化までのハードルについて、ざっくりまとめてみたい。
レアアース(希土類)とは、すべての電化製品に必須の金属である。
現状では、そのほとんどのシェアを中国が握っている。中国に蛇口を閉められて困っているアメリカは、中国に依存しないサプライチェーン作りを行おうとしている。
一方で、「資源のない国・ニッポン」には、実は莫大な海底資源が眠っていることが分かっている。南鳥島沖のレアアースもそのひとつである。
南鳥島沖レアアース採取は、日本の資源大国化へ向けての第一歩なのである。
現在のところ、南鳥島レアアース採取は、国家プロジェクトレベルであり、民間企業の参画は限定的である。
JAMSTEC(海洋研究開発機構) 国家プロジェクト(内閣府SIP3)の実動中核。深海掘削船「ちきゅう」や調査船群(例:KAIMEI)を使い、南鳥島EEZでレアアース富化泥の試験採取を担う計画。船上配管(パイプ)で泥を吸い上げ、まず本土へ運ぶ段取りが公表されてる。
JAMSTEC(海洋研究開発機構) 国家プロジェクト(内閣府SIP3)の実動中核。深海掘削船「ちきゅう」や調査船群(例:KAIMEI)を使い、南鳥島EEZでレアアース富化泥の試験採取を担う計画。船上配管(パイプ)で泥を吸い上げ、まず本土へ運ぶ段取りが公表されてる。
内閣府SIP3「海洋開発プラットフォーム」 2023年始動の5カ年枠組み。6,000m級での連続採取実証、環境影響評価の枠組み作りまで含む“司令塔”。
内閣府SIP3「海洋開発プラットフォーム」 2023年始動の5カ年枠組み。6,000m級での連続採取実証、環境影響評価の枠組み作りまで含む“司令塔”。
DORD(Deep Ocean Resources Development Co., Ltd.) 日本唯一の深海鉱物資源専門の探査・開発会社。自走式コレクター+フレキシブルライザーといった採鉱システムの実装検討・設計知見を開示しており、集泥〜揚鉱系の民間ハブ候補。
DORD(Deep Ocean Resources Development Co., Ltd.) 日本唯一の深海鉱物資源専門の探査・開発会社。自走式コレクター+フレキシブルライザーといった採鉱システムの実装検討・設計知見を開示しており、集泥〜揚鉱系の民間ハブ候補。
東京大学コンソーシアム(+日本財団) 南鳥島の資源量・濃集帯の把握、選鉱・浸出の基礎〜経済性評価を推進。日本財団は2026年以降の商業JV構想に言及しており、官民接続の“受け皿”を担う流れ。
東京大学コンソーシアム(+日本財団) 南鳥島の資源量・濃集帯の把握、選鉱・浸出の基礎〜経済性評価を推進。日本財団は2026年以降の商業JV構想に言及しており、官民接続の“受け皿”を担う流れ。
JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構) 海洋金属資源の生産技術・探査技術を公的に後押し。装備・実証・環境対応などで技術支援&制度面の裏方。
JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構) 海洋金属資源の生産技術・探査技術を公的に後押し。装備・実証・環境対応などで技術支援&制度面の裏方。
以上がプロジェクトの中核企業群であり、いずれも株式投資可能ではない。
一応、 東洋エンジニアリング(6330) が、揚泥エンジニアリングシステムへの関与が指摘されている。
国家プロジェクトから民間委託に移ってゆく段階で、関与の可能性が高いのは下記の企業群である。いずれも、プラントや金属精錬のノウハウのある、メジャー企業である。
三菱重工業(7011) :揚鉱・ポンプ・海洋機器の統合EPC有力
三菱重工業(7011) :揚鉱・ポンプ・海洋機器の統合EPC有力
川崎重工業(7012) :AUV/ROV・海中機器
川崎重工業(7012) :AUV/ROV・海中機器
IHI(7013) :大型ポンプ・海洋構造物
IHI(7013) :大型ポンプ・海洋構造物
東洋エンジニアリング(6330) :湿式処理・前処理プラントEPC
東洋エンジニアリング(6330) :湿式処理・前処理プラントEPC
三井海洋開発(6269) :FPSO技術
三井海洋開発(6269) :FPSO技術
日本郵船(9101) 、 商船三井(9104) 、 川崎汽船(9107) :母船・補給・鉱泥輸送の本命
日本郵船(9101) 、 商船三井(9104) 、 川崎汽船(9107) :母船・補給・鉱泥輸送の本命
住友金属鉱山(5713) 、JX金属 (5016)
住友金属鉱山(5713) 、JX金属 (5016)
信越化学工業(4063) 、 TDK(6762) (磁石・材料の川下)
信越化学工業(4063) 、 TDK(6762) (磁石・材料の川下)
特に、レアアース抽出・精製・製品化の中核となりそうなのが、住友金属鉱山、信越化学工業である。
住友金属鉱山は、日本唯一の稼働する金鉱山を保有しており、日本における資源開発の大本命。信越化学工業は、レアアースを使った製品開発で圧倒的高性能を示しており、原材料となるレアアースが国内調達可能になることは、大きな追い風となりそう。
ただし、 採算化までは長い道のり であることに留意しておかなければならない。
深海からレアアースを含む泥をくみ上げ、海上輸送し、国内の施設で精製する。ものすごい高コストであり、 これだけでは中国の安価なレアアースに勝ち目がない 。
いかに、コストを下げれるか、という勝負になってきそう。決して、現時点でバラ色の未来ではない。
中国製に対する優位性は、レアアースの純度が高いというところである。
採算ベースに乗せるまでは、国の支援が必須であろう。したがって、現時点で「南鳥島レアアース関連銘柄」として、これらの会社の株価に期待できるかというと、「No」だと考えている。
レアアース採取が本格化するにあたり、株式投資妙味があるとするならば、その周辺業界(いわゆるピック&シャベル銘柄)であろう。
周辺業界(ピック&シャベル)メモ
レアアース事業が採算ベースに乗ろうが乗るまいが、「レアアースをくみ上げる」という作業が必要である。これに関係する企業には、もしかしたら投資妙味はあるかも知れない。
特に、現在アメリカで進行している資源開発トレンドの恩恵も受ける企業であれば(アメリカにも事業実態がある)、二つのエンジンによる成長が期待できる。
最有力(EPC/大型案件の波を直で拾える)
千代田化工建設(6366) 米テキサスの Golden Pass LNG でリードEPCに就任(2024年裁判所承認の和解で体制再編)。米LNG建設再開のキープレーヤーに戻った格好。
千代田化工建設(6366) 米テキサスの Golden Pass LNG でリードEPCに就任(2024年裁判所承認の和解で体制再編)。米LNG建設再開のキープレーヤーに戻った格好。
JGCホールディングス(1963) 米**USGC Ethylene(テキサス)**など、シェール由来の大型石化案件で実績。北米案件の“再開・増設”サイクルに感応。
JGCホールディングス(1963) 米**USGC Ethylene(テキサス)**など、シェール由来の大型石化案件で実績。北米案件の“再開・増設”サイクルに感応。
東洋エンジニアリング(6330) 米国にToyo U.S.A.(ヒューストン)拠点。Shintech向けエチレン/LLDPE等の受注実績あり。化学系プロセスEPCで北米循環を拾いやすい。
東洋エンジニアリング(6330) 米国にToyo U.S.A.(ヒューストン)拠点。Shintech向けエチレン/LLDPE等の受注実績あり。化学系プロセスEPCで北米循環を拾いやすい。
装置(ポンプ)=“ピック&シャベル”ど真ん中
荏原製作所(6361) 米国にEbara Pumps Americas(EPAC)。水・廃水・プロセス用ポンプで、資源・化学施設や水インフラ更新の需要取り込み。
荏原製作所(6361) 米国にEbara Pumps Americas(EPAC)。水・廃水・プロセス用ポンプで、資源・化学施設や水インフラ更新の需要取り込み。
酉島製作所(6363) / 鶴見製作所(6351) 北米向けの産業・建設・鉱山デウォータリング/スラリー用途に強い。鶴見は**Tsurumi Pump(US)**で鉱山市場ページを明示。
酉島製作所(6363) / 鶴見製作所(6351) 北米向けの産業・建設・鉱山デウォータリング/スラリー用途に強い。鶴見は**Tsurumi Pump(US)**で鉱山市場ページを明示。
計測・制御(環境・プロセス最適化の肝)
横河電機(6841) 米国に広域展開、油ガス(Up/Mid/Down)向けDCS・アナライザを提供。パイプラインやLNG・石化の計装更新の恩恵。
横河電機(6841) 米国に広域展開、油ガス(Up/Mid/Down)向けDCS・アナライザを提供。パイプラインやLNG・石化の計装更新の恩恵。
HORIBA(6856) プロセスガス/環境監視の計測機器をグローバル供給。米石化・精製・大気監視で装置更新需要の受け皿。
HORIBA(6856) プロセスガス/環境監視の計測機器をグローバル供給。米石化・精製・大気監視で装置更新需要の受け皿。
南鳥島のレアアース開発に関連した日本企業をまとめた。
投資妙味がありそうな代表的銘柄としては、 東洋エンジニアリング 、 住友金属鉱山 、 信越化学工業 などがあるが、採掘から事業化までのハードルは高く、実際に利益が株価に反映されるまでにはかなり時間がかかりそう。
アメリカにも事業実態のある、やや小型株はちょっと面白いかも知れない。
(銘柄選定などはChatGPTの支援を受けています)
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6330 東洋エンジニアリング