車に100Vコンセント電源をつける3つの方法(後付け/蓄電池/純正)
发布时间:2026-09-15 | 浏览:1
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車に100Vコンセント電源をつける3つの方法(後付け/蓄電池/純正)
車に100Vコンセントの電源がつけれたら便利 なのに…と考えたことはないでしょうか?
車でゲーム機・タブレット・パソコン・ 調理家電 など 日常やアウトドア的な電源の確保 や、 地震・台風など災害時の停電 に対する スマホ充電 など 緊急時のライフライン電源の確保 を考えても、 車の100Vコンセントのニーズ は高くなっています。
そこでここでは、 車に100Vコンセント電源をつける3種類の 方法 について解説していきます。
ここで紹介させていただく方法は、私が 100Vコンセント電源付きの車を10 年使っている経験 と、 自動車会社で車の内装部品を20年開発してきた経験 をフル活用し、 自分の車で実際に使ってる方法 でもあるので、
地震・台風災害 に対して ライフライン
キャンプやグランピング などの 快適性向上
長距離移動時 などの 快適性向上
として 車で100V電源を使いたい人 には特に参考になるかと思います。
自動車会社で 車内の企画開発を20年 担当
年間30車種以上試乗 し 最新技術を分析中
開発現場で得た車ノウハウ を ブログ発信中
この記事を読んでいただくことで、 車で100Vコンセントを使うための方法が理解 でき、 最も自分に合った方法 を見つけていただると思います。
車に100Vコンセント電源をつける3つの方法概要
まずは本題の 家庭用100Vコンセント電源を車につける方法 について書かせていただきます。 以下3つの方法があります。
1)後付け100Vコンセント電源(インバーター)
2)後付けポータブル100Vコンセント電源(蓄電池)
3)純正100Vコンセント電源(インバーター)
それぞれの方法について、次章より詳しく書かせていただきます。
1)後付け100Vコンセント電源(インバーター)
コンセントが純正装備されていない車であっても、 インバーターを活用 することで、 シガー(アクセサリー)ソケット・バッテリー接続経由 で家の中と同様の AC100Vコンセント をケーブル長が届く限り自由な場所に 設置 することができます。
後付け100Vインバーターの種類/電力容量
例えば下図の300Wインバーターは、 シガーソケット接続 の場合、 バッテリー直接接続 の場合によって、 使用可能な電力容量が変わり ます。
シガーソケット接続の場合: AC100V/120~150W以下 の電源コンセント
バッテリー端子に直接接続の場合: AC100V/300W程度 の電源コンセント
このように、インバーターの持つ 電力容量を最大限発揮 しようとすると、 バッテリー端子への直接接続 が必要となります。
災害時への備えも含め通常の車でフルに使える300Wインバーターを準備しておきたい場合は、以下のモデルがおすすめです。
ただ、300Wの電力出力をフルで使いたい場合は以下ような バッテリー端子接続ケーブル を使い、 バッテリーへの直接接続が必要 です。
バッテリーへ直接接続するのは面倒 で 150W以下で使いたい場合 は、以下のモデルがおすすめです。
現実的には、災害時への備えも兼ねながら 日常生活でもお使いいただく場合が多い と思うので、バッテリー端子接続ではなく シガーソケット接続 が 使い勝手も良い です。
上記モデルは、本体が黒色なので一般的な車の内装色になじみやすく、 AC100Vコンセント に加えてスマホやタブレットが 急速充電可能な最新のUSBタイプCポート も搭載されていておすすめです。
また以下の通り、一般的な家電製品の消費電力を考えると、 150W~300Wの電力出力 があれば スマホ充電器、電気毛布または扇風機、ノートパソコンを同時利用 してもまだ余裕があります。
ノートパソコンなどの電子機器を使われる場合は、家庭用のAC100Vコンセントの波形に近い正弦波と呼ばれる滑らかな波形の電流が出力されるインバーターを選択いただくのがおすすめです。
これらの 後付けの150W~300W電源コンセント は、ハイブリッド車・PHEV車に純正設定されている1500W電源コンセントほどの容量はありませんが、ガソリン車に純正設定されている100W電源コンセントよりは大きく、より幅広い機器が同時利用できる観点で十 分な実用性がある と言えます。
後付け100Vコンセント電源(インバーター)の注意点
一般的なDC12V/120Wタイプのシガーソケットに接続する場合、容量の大きなインバーターを接続したとしても 120W以上の電力が使えるわけではないので注意が必要 ( 多少の設計マージン はあるので150W近くまで使える場合あり)です。
例えば上図の300Wインバーターは、 単体性能はAC100V/300W ですが、DC12V/120Wのシガーソケットに接続した場合は変換効率最大時でも 性能上限は原則AC100V/120W です。
万が一、シガーソケット接続で120Wを超える電力を使用してしまった場合、シガーソケット上流に設定されている 過電流保護用のヒューズが切れる 可能性が高く、 ヒューズ交換作業 が必要となってしまいます。
後付けAC100Vコンセント電源(インバーター)の注意点を2点まとめると以下の通りです。
120~150Wを超えない範囲での使用 (超える場合はバッテリー端子へ直接接続)
インバーター電源利用時は車のバッテリーに負荷低減のため エンジンをかけたまま (ハイブリッド車の場合はパワーONのまま)の使用
後付け100Vインバーターのメリットデメリット
最後に後付け100Vコンセント電源のメリットについてまとめてみます。 以下3点となります。
手軽に数千円で120~300W程度 の電源供給が可能(ハイブリッド車の場合は300W以上のインバーターに対応できる場合あり)
車に純正100Vコンセントが無くても 必要になった時点で後付け可能
持ち運び可能 なのでレンタカーなど 他の車でも使用可能
次に後付け100Vコンセント電源のデメリットについてまとめてみます。 以下3点となります。
1500Wほどの 大容量電源は供給できない場合が多い
120W以上の利用は バッテリーからケーブルの引き回す手間が必要
インバーターの 置き場所確保が必要
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2)後付けポータブル100Vコンセント電源(蓄電池)
コンセントが純正装備されていない車であっても、以下のようなポータブルAC100Vコンセント電源(蓄電池)を活用することで、 車内を問わずあらゆる場所で家の中と同様のAC100Vコンセントを設置 することができます。
以下のモデルなら 定格300Wまで電力供給可能 です。
ノートパソコン、扇風機、電気毛布程度ならこのモデルで十分です。
ポータブル100V蓄電池の種類/電力容量
前章に書かせていただいた後付けインバーター同様、ハイブリッド車・PHEV車に純正設定されている大容量の1,500W級電源コンセント搭載のポータブル蓄電池はそう多くはないですが、以下のモデルなら 定格1,500Wまで電力供給可能 です。 一般的に、内蔵しているバッテリーの容量に応じて価格が上がります。
コーヒーメーカーやヘアアイロン、プレステ等のゲーム機を使いたい場合は、こちらのような大容量のポータブル蓄電池が必要です。
ポータブル100V蓄電池のメリットデメリット
ポータブル100Vコンセント電源のメリットについてまとめてみます。 以下3点となります。
充電した バッテリーが続く限り100~1,000W程度 の電源供給が可能
車に純正100Vコンセントが無くても 必要になった時点で後付け可能
持ち運び可能 なので車以外でも 場所を選ばず自由に使用可能
次に後付け100Vコンセント電源のデメリットについてまとめてみます。 以下3点となります。
1,500Wほどの 大容量電源は供給できない場合が多い (一部モデルでは可能)
蓄電池のコストが高いため 2~15万円程度の価格 設定
蓄電池が重いため 2~10kg程度の重量
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3)純正100Vコンセント電源(インバーター)
最後に 純正装着の100Vコンセント について書かせていただきます。
一般的な車は直流12Vの電源系統となっているため、純正AC100V電源コンセントが装備されている車には、純正のインバーターが車の中に内蔵されており、AC100V電源を作り出しています。(コンセントの差込口だけではなく、インバーターというそこそこ大型の機器が内部に埋め込まれています)
純正100Vインバーターの設置場所
下図は、トヨタハリアーハイブリッドの例です。 バックドアを開けると、ラゲージルームの左側の壁にアース接続端子といっしょに設定されています。
フタを開けると、おなじみの二股のコンセント差込口があらわれます。
バックドアが設定されているSUV・ミニバン・ハッチバック車では、上図のようにラゲージルームの横壁(デッキサイド)に設定されている場合が多いようです。
ラゲージルーム以外にコンセントが設定されている例として、40系トヨタプリウスなど、センターコンソール後方に設置されている車もあります。
つまり、純正装着100Vコンセント電源の設置場所としては、
ラゲージルームの横壁(デッキサイド):ラゲージルームに電化製品を置いて使える
センターコンソール付近:室内中央にコンセントがあれば室内どの席からでも使える
純正100Vインバーターの種類/電力容量
AC100V/100W 電源コンセント:一部のトヨタ車の ガソリン仕様車 に装備
AC100V/1500W 電源コンセント:一部のトヨタ車の ハイブリッド・PHEV仕様車 に装備
となっています。 さすがに1500Wもの電力を共有しようとするとガソリン車ではオルタネーターでの充電収支を考えると困難なようで、モーター走行用の大容量高圧バッテリーを持つハイブリッド車・PHEV車に限定して、1500Wのインバーター・電源コンセントが装備されているようです。
純正100Vインバーターの注意点
100V電源コンセントのオプション装備は一般的に純正メーカーオプション の場合が多いので、 新車注文時での設定 が前提となり、基本的に後付けはできません。
ただし、一部例外としてトヨタの KINTO FACTORYのUPGRADE SELECTION (アップグレードセレクション)として後付けできる場合もあります。例えばトヨタRAV4の場合、新車注文時のオプション価格よりは割高となりますが、10万円程度で AC100V(1500W)コンセントの後付け が可能です。
東日本大震災の時には、エスティマハイブリッドに装備されているAC100V/1500W電源コンセントが非常時に活用できると話題になりましたが、現在では、
プリウス、プリウスPHEV、プリウスα
ヤリスハイブリッド、ヤリスクロスハイブリッド
ヴォクシーハイブリッド、ノアハイブリッド、エスクァイアハイブリッド
アルファードハイブリッド、ヴェルファイアハイブリッド
RAV4ハイブリッド、RAV4 PHEV
カローラツーリングハイブリッド、カローラスポーツハイブリッド
などとても多くのハイブリッド車にAC100V/1500W電源コンセントがオプション装備または標準装備されています。
特にオプション装備となっている場合は、新車を注文する前に装備希望の有り無しを確定させる必要があるので注意が必要です。ちなみに、ハイブリッド車のAC100V/1500W電源コンセントに限らず、ガソリン車のAC100V/100W電源コンセントについても同様にメーカーオプションのため、 新車注文時での設定 が前提となり、基本的に後付けはできません。
参考情報ですが、トヨタ車の場合のオプション装備価格は以下の通りです。
AC100V/100W電源コンセント: +¥8,000 程度
AC100V/1500W電源コンセント: +¥4~6万 程度
※トヨタ公式サイトは こちら 。
純正100Vインバーターのメリットデメリット
最後に純正装着の100Vコンセント電源のメリットについてまとめてみます。 以下4点となります。
1500Wもの大容量電源 が供給可能(ハイブリッド車・PHEV車の場合)
コンセントもスイッチも内装にキレイに埋め込まれており 見た目がよい
後付けではないのでいざという時でも 持って行き忘れ等の心配が無い
長期間 (場合によっては数日間)に渡って使用可能 (ハイブリッド車・PHEV車ならガソリン+エンジンで継続的に発電可能)
日常的には大きなメリットではないかもしれませんが、大規模停電等の災害時には、純正100Vコンセントなら 長期間に渡って使えるという大きなメリット があります。
ちなみに、ハイブリッド車、PHEV車(プリウスPHEV、アウトランダーPHEVなど)、電気自動車(リーフなど)は、車の種類によって、以下の通り電源供給する場合のしくみが違ってきます。
ハイブリッド車:内蔵バッテリー(蓄電容量:小さめ)+エンジンによる発電(ガソリンタンク:有)
PHEV車:内蔵バッテリー(蓄電容量:中くらい)+エンジンによる発電(ガソリンタンク:有)
電気自動車:内蔵バッテリー(蓄電容量:大きめ)、エンジンもガソリンタンクも無
これらのしくみの違いによる結果として、
ハイブリッド車・PHEV車の場合:内蔵バッテリーが無くなっても、 ガソリンがある限り発電+電源供給可能 (エンジンがかかる)
電気自動車: 内蔵バッテリーが無くなれば電源供給終了 、そもそも エンジンが無いので静か
ハイブリッド車・PHEV車の場合、エンジンはかかってしまいますが、ガソリンを使って発電できるので、相対的に電気自動車よりも長期間電源供給できる可能性があります。
次に純正装着の100Vコンセント電源のデメリットについてまとめてみます。 以下3点となります。
100W程度の電源 しか供給できない(ガソリン車の場合)
新車を注文するタイミングでしか設定できない( 後付け不可 )
そもそもオプション 設定自体が無い場合あり
まとめ | 車に100Vコンセント電源をつける方法
最後に車に家庭用100Vコンセント電源をつける方法のまとめとして、各方法に対してどのような場合におすすめかを書かせていただきます。 ご自分に一番合うのはどのパターンか見つけていただけると幸いです。
後付け100Vインバーターがおすすめな場合
パソコン・スマホ・ゲーム機など デジタル機器(~合計300W)をメインに気軽に使いたい
使用頻度・活用度合いがまだ分からないので 数千円程度の費用に抑えておきたい
後付けポータブル100V蓄電池がおすすめな場合
キャンプ時または非常時への備えとして 家電製品(~合計300W)を使えるようにしておきたい
家の中など車以外の場所 でも非常時への備えとして家電製品を使えるようにしておきたい
純正100Vインバーターがおすすめな場合
キャンプ時または非常時への備えとしてドライヤーなど 消費電力が大容量の家電製品(~合計1500W)まで使いたい
コンセント電源としての機能性だけでなく 設置状態の見た目・キレイさも重要
大規模停電など 災害に対して万全に備えたい
消費電力が大きい家電は、HEVまたはPHEV車の純正100Vコンセントでないと使用できません。 例えば以下のような家電を車内で使いたい場合、純正100V電源の選択が必要です。
車載インバーターの合計容量との比較・参考用に、代表的な家電製品の消費電力を以下の通り一覧にしてみました。
参考:100Vコンセント以外も含めた車の電源確保方法
ご参考までに100Vコンセント以外も含めた車内の電源確保方法全体について、簡単に説明したいと思います。
車の中で最も一般的な電源の取り方は、実は家庭用コンセントの形をしたプラグからではなく、下図のような シガーソケットやアクセサリーソケットと呼ばれる丸い形のものを使用する方法 です。
シガーソケットやアクセサリーソケットは多くの場合、ホコリ等の侵入による火災を防ぐため、下図のようなフタが装着された構造となっています。
このように、最も一般的な電源確保方法であるシガーソケット・アクセサリーソケットも含め、電源確保方法としては、実は以下3つの方法があります。
AC100Vコンセント電源 (インバーター)
DC12Vシガーソケット 電源( 後付USB電源 ・後付インバーター 追加可 )
USB 電源+ USBケーブル
これら、100Vコンセント電源以外の方法も含めた車内での電源確保方法については、こちら” 車から電源を取り出す3つの方法 “の記事に詳しく書かせていただきましたので、もしよろしければ合わせてご参考にどうぞ。
また、車内で最も頻繁に充電されるものはスマホですが、 スマホの充電が遅い場合の理由と対策 については、こちら” 車で充電が遅い5つの原因!確実に速くする対策5選 “の記事にまとめてみました。もしよろしければ、合わせてご参考にどうぞ。
大阪大学大学院修了後、大手自動車メーカーでIVI(カーナビ・ディスプレイオーディオ)などの車室内開発を20年間担当。専門分野は車の音響システムとHMIの企画・設計。開発現場での経験を元に「 車でYouTubeを見る方法 」など、車内の快適化ノウハウを世に広める事をライフワークにブログ執筆中。愛車はダイハツ コペン (ダイヤトーン仕様)、ポルシェ 718 GTS4.0 (BOSE仕様)、フォルクスワーゲン ティグアンTSI R-Line (ハーマン/カードン仕様)。 ※プロフィール詳細は こちら
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